主幹保育教諭補佐

5分でも毎日話をする時間をもつことで日々の小さな気づきを共有していきたい

管理職になり常に不安はありますが、機会を頂けたことにとても感謝しています。沢山の課題に悩みながらの日々ですが、職員みんなで考えたり、話し合ったりしながら一つ一つ丁寧に対応しています。

職員の育成に携わることになったことは大きな変化でした。クラス運営や人を育てることは、相手を信頼し、一緒に考え、丁寧な話し合いの繰り返しが大切だと痛感しています。自分も含めて共に成長していくのが人材育成であると思っています。私にその器量があるのだろうか、自問自答の毎日ですが、そのことで、今まで気がつかなかったことに気づき、学びの機会も広がっています。

日々、クラス間や職員間で話し合いの時間をもつことを大切にしています。話し合いは一方的なものではなく、みんなが同じ立場の中で互いの考えや思いを尊重しながら進めるようにしています。今日の保育を振り返ったり、子ども一人一人の姿や変化、思いを一緒に読みとったり、様々な課題に共に悩んだり、知恵を出し合ったりなど5分でも“毎日話をする”ことで、日々の小さな気づきを共有していきたいと思っています。

私は現在、子育て中ですが、当園は職員が働き続けやすい制度や体制が整っており、出産復帰後も、職場の温かい雰囲気に支えていただきながら日々保育に努めることができています。

それでも子育てをしながら仕事をする中で、多くの悩みはあります。家庭と仕事の両立で葛藤する日々ではありますが、その思いを少しでも活かし、同じような悩みを抱えた保護者の思いに耳を傾けたり、一緒に子どもの成長を喜び合ったりなど、常に保護者の思いに寄り添える存在でありたいと思っています。

子どもたちは一人ひとり違う。子どもたちが安心して自分を出せる場所、存在でありたい

以前は幼稚園教諭をしていました。当園の保育を通して、いかに乳幼児期が大切かを実感する毎日です。乳幼児期は人としての根底となる時期で、その重要な時期の子どもたちにかかわらせていただいている責任はとても大きいです。

子どもたちは一人ひとり性格が違うように、受け止め方、感じ方、かかわり方も個々に違うと思います。日々変化もします。”目の前にいる子どもが今何を感じているのかな” ”どんな気持ちなのかな” ”興味を持っていることは何だろう” など子ども一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、その子どもに合ったかかわり方ができるよう努めています。

子どもたちが安心した気持ちで自分を出しながら過ごせるような場所、存在でありたいと思っています。そのために職員みんなで一人の子どもを支えています。そして職員のみんなが一人の子どもの笑顔、成長に大きな大きな喜びをもらっています。じっくりと子どもと向き合い、一緒に笑ったり、感動したり、時には悩んでみたり、など子どもに寄り添いながら、子どもと共に生活をする温かい雰囲気がここにはあると思います。

共に学び合いながら、チームとなって保育を楽しんでいきたい

園の理念に共感してくださる方に当園の門をたたいて頂きたいと思っています。当園の理念のもと、チームとなり柔軟な発想をもって共に保育実践していきたいと思っています。

保育の質を高めていくプロセスは、悩みと課題の繰り返しですが、職員みんなで常に前を向き、共に考え、知恵を出し合い、子どもにとって大切なことを一緒に見つけ出していければと思っています。当園は園内研修や外部研修も充実しており、学び合う機会が多くあります。共に学び合いながら、一緒に保育を楽しんでいければと思っています。

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